心
彼が亡くなって、私は、この悲しみから
どうやって立ち直れるかしらと思いました。
もう、何もしたくない、どうやって生きていこうかと。
頼れるのは血のつながった親兄弟。
でも、みんな家庭や、それぞれの事情があります。
甘えてばからいられないのが実情。
そんな現実に、私は私で生きていかねばと思いました。
私って、立ち直りが早いんよね
そう、周りに言いました。
良かったね、立ち直って
って、妹が来てくれた時言いました。
でもね、
そんなに、はやく立ち直れるはずないじゃない・・・。
泣いてる姿なんか、みせれるわけないじゃない・・・。
誰もいない部屋
出かけるときは
『おいちゃん、行ってくるね!』
『Mさん、行ってきます』
帰ってきたときも
『おいちゃん、ただいま』
彼が居てくれると思いながら・・・。
わたしの大好きなおいちゃん。